ペットと肺がん死亡率に意外な関連
みなさん、こんにちは。
まだまだ暑い日が続きますね。
クリニックでも、夏バテで体調を崩されている方が多いです。
先日、取材があったのですが、その内容が、ネコを飼っている女性は飼っていない女性に比べて、肺がんになる確率が2・85倍高いという研究結果がでました。
Environmental Research誌2019年2月25日号に掲載された論文です。
Environmental research. 2019 Jun;173;379-386. pii: S0013-9351(19)30041-6.
https://www.carenet.com/news/general/carenet/47816
他に、トリでは2.67倍、イヌは1.01倍でした。トリの糞の中にいるカビや、ネコの毛の細片を吸い込むことによって、肺に慢性的な炎症を起こし肺がんを引き起こしているのではないかと考えられています。イヌは外で飼っている場合もありますし、毛もネコほど細かくないのかもしれません。
ネコを飼ている女性と男性を比べると、女性の方が肺がんになりやすいという結果になっていますが、女性の方が家にいる時間が長かったり、ネコと密着して世話をする時間が長いからなのではないかと・・・
ネコを飼われている女性の方、こういった研究結果もあることを知って、定期的な健診をオススメします。
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