下半身の衰えが「老化」を加速させる!
みなさん、こんにちは!
老化は個人差がとても大きいですよね!やはり日ごろから適度な運動をしている人は元気ですし、見た目も若く見えます。(ただし、運動のしすぎは活性酸素を大量に発生させて老化を早めてしまいます)
漢方では、40歳を過ぎると腎虚(じんきょ)になると考えます。腎虚とは簡単に言うと、下半身の弱り!!
「腎」とは、腎臓、副腎、前立腺、膀胱、卵巣・子宮など下半身の臓器のことを言うのですが、「生命力」のことも腎と言います。腎虚とは、生命力の低下を意味するのです。
40歳を過ぎると誰でも、
足腰が痛い
足が冷える、むくむ、
しびれる、つる
尿が近い、尿が遠い、
夜中何回もトイレに起きる
排尿に力がない
インポテンツ
更年期障害
などの症状が現れます。
これらは全て若い頃になかった症状ばかりで、生命力が低下してきている=老化のサインなのです。この腎虚の原因は、まさに下半身の筋力低下です!
下半身が弱ると、下半身の臓器の力も落ちてきます。それに従ってだんだん、目の力、耳の力が落ちてきて、老眼、白内障、耳鳴り、難聴になるのです。40歳くらいから、老眼や白内障が始まりますよね!目の力、耳の力は下半身の力に比例するのです!
今までは40歳が大きなターニングポイントとされてきましたが、現代人は本当に運動不足の人が多いので、20代でも腎虚の人はたくさんいます。診察をしても、まだ20代なのに体は80代という患者さんがいらっしゃいます。
健康の基本は、足腰の筋肉です! 若々しさを保つためにも、若返るためにも下半身をしっかり鍛えることが大切です!
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