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  • 医師・イシハラクリニック副院長。
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2018年6月13日 (水)

アレルギーなし&頭のいい子!妊娠中にすべきこと

みなさん、こんにちは。

ママは誰もが子供の健康を考えていますよね!

赤ちゃんが生まれてくるまでは実感がわかないと思いますが、子育ては妊娠中から始まっているのです!

ママが食べたもので赤ちゃんの体は作られますし、ママの食生活、運動習慣が赤ちゃんのアレルギー体質やIQと深く関係していることをぜひ知っていただきたいです。

いくつかの論文の結果をまとめると(論文は下記にあります)

妊娠中:子供のアレルギーの発症を少なくするために、またIQに高い子供にするために

・野菜や果物を多く食べる(りんごを週に4個以上)
・魚を週に4~5回(魚1切れ約70gとして計算)
・発酵食品を摂る(ママの腸内環境をよくする)
・糖分の過剰摂取はNG
・過度なストレス・強い不安NG
・急激な体重増加NG
・最低、週3回30分の有酸素運動

妊娠中の運動はママの体重増加を予防したり、腰の痛みを軽減したり、妊娠糖尿病・妊娠高血圧を予防するのはもちろんですが、お腹の中で赤ちゃんが揺れる刺激が赤ちゃんの脳を刺激して脳の発達を促すことが分かっています。

さらに子供は5歳になった時のIQと言語能力が運動をしなかったママから生まれた子供に比べて高いという結果がでています。

でもでも…よく見てください!野菜、魚、発酵食品、運動… 結局はママの体に良いことは赤ちゃんにも良い!ということですよね?基本はみな同じです!自分のためにも、赤ちゃんのためにも健康的な生活をつづけていってくださいね!

Maternal food consumption during pregnancy and asthma, respiratory and atopic symptoms in 5-year-old children (Thorax, March 27, 2007)

Fish Oil–Derived Fatty Acids in Pregnancy and Wheeze and Asthma in Offspring (The New England Journal of Medicine, December 29, 2016)

Maternal intake of sugar during pregnancy and childhood respiratory and atopic outcomes (European Respiratory Journal, July 5, 2017)

Effects Of Exercise During Human Pregnancy On The Newborn's Brain (MEDICINE AND SCIENCE IN SPORTS AND EXERCISE, May 1, 2012)
著書 Exercising Through Your Pregnancy

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