梅雨や台風の前の不調の原因は「水」!
みなさん、こんにちは!
最近、よく言われるようになった「低気圧女子」という言葉がありますね!気圧や気温の変化に体がついていけず、自律神経が乱れることが原因で様々な不調をきたします。
女性は生理や更年期などホルモンの影響も受けて不調が出やすい傾向にあります。
やはり、女子とつくだけに圧倒的に女性に多いですね。
私のクリニックにも、梅雨の時期や台風の時期に不調を訴えていらっしゃる方が増えます。患者さんに多い症状は、めまい、たちくらみ、頭痛、耳がつまった感じ、だるい、むくみなどです。
西洋医学では自律神経の乱れが大きな原因と考えられていますが、漢方では「水毒」が原因と考えます。ただ漢方では、自律神経が乱れる原因は「冷え」や「水毒」と考えるので、結局は西洋医学ともつながります。
湿気の多い梅雨時や台風がくる時、雨の日は、どうしても体から水分の排泄が悪くなってしまいます。普段、私たちは皮膚から水分を蒸発させたり、吐く息からも水分を出しているのですが、空気中に水分が多いと体から十分にでていかず、余分な水分が体に溜まって、様々な不調をきたすのです。水も毒になる!という考え方、水毒です!
でも対策は意外に簡単です!水分がうまく出ていかないのが原因なので、運動や半身浴、サウナ、岩盤浴などで汗を出すと予防・改善につながります。あとは、必要以上にガバガバ水分を摂りすぎないこともポイントです!
「あ!台風がくる!」「明日、雨だ!」というときに汗かくことをしてみてください!水毒のつらい症状を回避できると思います。それから、市販の漢方薬を飲むなら、五苓散(ゴレイサン)がいいです。
五苓散は血行をよくして余分な水分を排泄する働きがあります。五苓散を飲みながら、ガバガバ水分を摂っていたらプラスマイナスゼロですので水分の摂りすぎには気をつけてくださいね!
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