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  • 医師・イシハラクリニック副院長。
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Photo: Osamu Hoshikawa

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2017年5月

2017年5月17日 (水)

血圧を下げる生姜入り甘酒!

みなさん、こんにちは!

30代、40代でも血圧が高い人が増えていますね!

高血圧も生活習慣病の一つで、食生活や運動習慣、ストレスなどが原因となりますので、
食べ過ぎないこと、食べる内容も動脈硬化の原因となる動物性食品を少なめにして、野菜を多く摂ること、ウオーキングなどの運動を最低週に2~3回すること、よく寝ることなどが大切になります。

朝は人参りんごジュースだけ、昼はそば、夜は和食中心(アルコールOK)というように決めてしまうと、無理なく少食・和食が続けられますよ!私のクリニックに来られる患者さんには、漢方薬の処方と生活習慣改善のお話しをして治療に当たっています。

さらに、私がオススメしている酢しょうが、酢たまねぎ、酢にんにくなども高血圧に効果がありますので、ぜひ試していただきたいと思います。私が監修しているムック本が何冊かありますので、ぜひ読んでみてください!

今日は、もう一つ、生姜入り甘酒を紹介したいと思います。その前に甘酒には、2種類あるので気をつけてくださいね!酒粕に砂糖を加えたものと、お米に米麹を加えて発酵させてつくったもの。酒粕からつくったものにはアルコールが含まれ、さらに砂糖も加わっているので、カロリーも高めです。それに対して米麹を加えて発酵させてた甘酒は砂糖を加えていないので低カロリーですし、アルコールも含まれないので子供も飲むことができます。

この米麹で発酵させた甘酒に、血圧を下げる作用があるのです。甘酒に含まれるペプチド(アミノ酸がいくつかくっついたもの)には血圧を上げるホルモンをつくる酵素の働きをブロックする作用があります。さらに、生姜を加えることによって、ジンゲロールが毛細血管を拡張させて血圧を下げる働きがありますので、生姜と甘酒の相乗効果が得られるということになります。

米麹を加えてつくった甘酒にはコウジ酸にはメラニンを抑制する働きもあるので、美白効果も得られますよ!

生姜入り甘酒、ぜひぜひ試してみてください!!!

2017年5月14日 (日)

テレビ朝日系列放送「林修の今でしょ!講座」出演

みなさんこんにちは。

お知らせです。

明後日、5月16日(火)19:00からテレビ朝日系列で放送される「林修の今でしょ!講座」にVTR出演します。


夏野菜についてお話します。お時間のある方は是非ご覧ください!

2017年5月12日 (金)

めまい、耳鳴り、突発性難聴は余分な水が原因?

みなさん、こんにちは。

最近、めまい、耳鳴り、突発性難聴の患者さんが増えたように感じます。

ストレスや寝不足などあった時になりやすいのですが、漢方では「水毒」が原因と考えます。
余分な水が体に溜まると、様々な不調を招くので、水も毒になる!という考え方があるのです。

ストレスや寝不足が続くと、体が浮腫んだりしますよね?交感神経系が高ぶると排泄が悪くなるので、むくむのです。この浮腫んだ状態も、余分な水が溜まってる水毒の状態。だから、ストレスや寝不足でめまい、耳鳴り、突発性難聴になりやすくなります。

内耳には、三半規管やかたつむり管と呼ばれるものがありますが、そこはリンパ液という水分で満たされているので、このリンパ液が多くなると、ちょっと動いただけでも揺れを大きく感じて、めまい、耳鳴りが起こります。

いつも書いている内容になりますが、とにかく、余分な水を溜めこまないことが大切です。
運動をしない、汗をかかないのに、水を沢山飲むのはNGです。むくみは目に見えて、水毒だと分かりますが、余分な水は体の様々な場所に溜まりますので。

どんな動物もやっているのように、喉が渇いたら、渇いた分だけ飲む。水分を沢山飲まなきゃ!!と、無理に飲む必要はないです。人間にも立派な本能があります。自分の体は自分の体にしか分からないので、体の声に従うのがよいですよ!

それから、汗をかくことも大切です。運動、半身浴、サウナ、岩盤浴などなど。
できれば、1日1回は汗をかけるとよいです。なかなか忙しくて汗をかけない人でも、最低週に2〜3回は汗をかくようにしてみてください。

また漢方薬でしたら、血行をよくして余分な水を出す、17番の五苓散(ごれいさん)や39番の苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)がオススメです。

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