陽性食品と陰性食品
みなさん、こんにちは!
寒くなってきましたね!気温もそうですが、大事なのは体温!!現代人は低体温の人が増えています!平熱は36.5~37.2℃のこと言います!それより低い方は低体温ですので、ぜひ体を温める「陽性食品」を主に摂るようにしましょう!
漢方では「陰陽論」というのがあります。例えば、太陽は「陽」、月は「陰」。男性は「陽」、女性は「陰」。食べ物も「陰」と「陽」に分けて考えます。
冷え性の人や低体温の人は「陰性体質」、体が温かい人は「陽性体質」になります。陰性体質の人は、体を温める陽性食品を食べてちょうどいい!健康によいという考え方です。
漢方の陰性食品、陽性食品の分類がマクロビオティックと少し違う点もありますが説明しますね。
見分け方は簡単です。ざっくりと、食べ物の「色」と「穫れる場所・季節」でだいたい分けられます。
★陰性食品=青・白・緑色、夏が旬、南でとれるもの
★陽性食品=赤・黒・橙色、冬が旬、北でとれるもの
その他、
陰性になるのは、精製されているもの(小麦粉、白砂糖、白米)、人工的なもの(人工甘味料、添加物)。陽性になるのは、発酵食品。動物性食品(肉、魚、卵)。
牛乳は白いので陰性。発酵して色が濃くなって硬くなったチーズは陽性。
「じゃ~ヨーグルトはどっちですか?」とよく聞かれます。ヨーグルトは牛乳とチーズの真ん中の中間。体を冷やしもしないし、温めもしないもの。
しかし、ここで注意です!
ヨーグルトに南でとれるバナナを入れると、陰性になります。ヨーグルトに北でとれるりんごやビタミン、ミネラルの豊富な蜂蜜を入れると、陽性になります。
こんな感じで「色」「場所・季節」でいきますと、
緑茶は「陰」。紅茶は「陽」。(緑茶を発酵させたのが紅茶)
白砂糖、白米、うどんは「陰」。黒砂糖、玄米、蕎麦は「陽」。
緑色の葉っぱの野菜、夏が旬のトマト、キュウリは「陰」。
根菜類、海藻、冬が旬の野菜は「陽」。
「キャベツはどうなんですか?」とよく聞かれます。キャベツは葉野菜ですが、葉っぱが硬いのと、巻く力が強いですよね?なので、陰性のレタスなどとは違って、中間になります。
陰性食品は、熱を加えるか、塩・味噌・醤油などの陽性の調味料を加えれば、中間にもっていけます。(ちなみに南の調味料であるお酢は陰性になります。選ぶなら黒酢がよいです)
だいたい色が濃いものを選べば、陽性食品でOKなのですが、エチオピア原産のコーヒーは陰性になりますので注意!コーヒーを飲むときは、シナモンパウダーをふりかけると良いですよ!シナモンは漢方でいう「桂皮」という生薬です。血行をよくする作用があります。
コーヒーにシナモン!のように、ちょっとした工夫で陰性食品を中間にもっていけますので、やってみてください!
白米に黒ゴマ塩!
緑茶に梅干し!
グリーンサラダに醤油ドレッシング!
スイカ、キュウリ、トマトに塩をかける!
バナナを焼いてシナモンをかける!
などなど。
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