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  • 医師・イシハラクリニック副院長。
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Photo: Osamu Hoshikawa

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2012年9月

2012年9月24日 (月)

季節の変わり目にご注意!

みなさん、こんにちは。
相変わらず、ブログの更新が遅くてすみません。

最近、夜中寒いですね!季節の変わり目は、体調が崩れますよね。寒かったり、暑かったりで本当に困ります。布団を何回かけても蹴る子供がいると、夜中冷えているのではないかと心配で何回も起きいつもに増して最近は寝不足です。

季節の変わり目で気をつけていただきたいことは2つあります!

まず、体を冷やさないこと!
昼間は暑くても、夜中はグッと冷え込みますから、寝冷えに注意です!寝冷えというと赤ちゃんや子供のイメージですが、大人でも寝冷えに気をつけることです。

それから、夏のクセのまま、水分をたくさん摂らないこと。私達のクリニックに来られる患者さんには余分な水分が体に溜まっている漢方でいう「水毒」の状態にある患者さんが多いのですが、普段、生活に気を使っていて水毒の症状がでない方も、季節の変わり目になると水毒の症状で悩まされる方が多いです。

水毒の症状には、肩こり、頭痛、めまい、耳なり、動悸、不安、不眠、むくみなどがあります。また余分な水分が体から排泄される鼻水、下痢も水毒の症状です。

季節の変わり目、とくに暑い夏から気温が下がる秋にかけてが体調を崩しやすいです。夏の間は暑いですから、何もしなくても汗がでていますので、少々水分を多く摂っても体外に排泄されてバランスがとれるのですが、気温が下がると、同じように汗がでないので、夏のクセのままたくさん水分を摂っていると体に余分な水分が溜まってしまいます。それをうまく鼻水や下痢として体外に出せれば、大丈夫ですが、うまく体外に出すことができなければ、頭痛やめまい、耳なりなどの症状に苦しむことになってしまいます。

もともと冷え性の方、私も含めて余分な水分が体に溜まりやすい方、普段からガブガブ水分を摂る方は、季節の変わり目こそ注意が必要です。

とにかく日頃から体を冷やさない、余分な水分を摂りすぎない、飲むなら生姜紅茶(夏は冷たくてもOK)、よく汗をかく、腹巻きをするが大切です。

寝冷えして下痢したら、腹巻きでお腹を温めることそれから梅醤番茶(うめしょうばんちゃ、又は、ばいしょうばんちゃ)を飲むと良いです。

作り方は簡単です。

コップに番茶を入れる。番茶に梅干しを入れて、種をとってグチュグチュかき混ぜる。そこに醤油を大さじ1杯入れる。梅干しと醤油の量はご自分が一番美味しいと思う(本能が欲する)味にする。

この梅醤番茶はほとんどの胃腸の不調に効きます。腹痛、下痢など。それからみそ汁も胃腸を温めるので良いです。

私も水毒になりやすいタイプなので、季節の変わり目に鼻水や下痢、頭痛になりやすいのですが、常に体を温めることを意識して何とか乗り切っていますので、ぜひみなさんも体温め生活を継続して頑張っていってください!


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