人間は食べた物と同じ形になる!?
人間は食べた物と同じ形になる!
という考え方が漢方にはあります。これを「相似の理論」と言います。
前回のブログの内容の余談なのですが、漢方では、食品も陽性と陰性に分けて考えます。陽性食品が体を温め、陰性食品が体を冷やすという考え方です。
前回のブログを見て頂くと分かりますが、陰性食品は、青白緑の寒色で、性質としては水分が多く、ブヨブヨ、ふわふわしたものが多いのに対して、陽性食品は赤黒橙の暖色で、性質としては乾燥して、硬く、引き締まったものが多いです。
相似の理論では
陰性食品ばかりを食べている人は、水太りの体型になりやすい。
陽性食品ばかりを食べている人は、引き締まった体型になりやすい。
というのですが、それはなぜかと言いますと、陰性食品は体を冷やす食べ物なので、代謝を下げます。代謝が下がると、太りやすくなりますし、むくみやすくなります。
逆に陽性食品は体を温める食べ物なので、代謝が上がり、痩せやすく引き締まった体になるのです。
ダイエットを成功させるなら、カロリー計算よりも陽性食品中心に食べて代謝を上げる方がいいと思います。
牛乳よりも、チーズ。
白砂糖よりも、黒砂糖。
ケーキよりも、羊かん。
バナナよりも、りんご。
マヨネーズよりも、塩・味噌・醤油。
白ワインよりも、赤ワイン。
です!
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