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  • 医師・イシハラクリニック副院長。
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Photo: Osamu Hoshikawa

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2011年11月14日 (月)

寒さをのりきる発電ボディ

みなさん、お久しぶりです。

毎日の子育てドタバタ生活で、つい滞りがちな私のブログ。反省中です。

漢方的な考えや自然療法的な考えをわかりやすくお届けできるように、

もう少し頑張ってブログを書いていきたいと思います。

だんだん寒くなってきました。

先日ラニーニャ現象が発生したということで、今年の冬は寒くなるそうです。

寒いのも暑いのも嫌ですね・・・

この寒い冬を越すために私たちにできることは、とにかく体を温めることです!

体を温める方法として大きく2つに分かれます。


1)体の中から温める方法

  筋肉運動、陽性食品

2)体の外から温める方法

  腹巻き、お風呂、足浴など

があります。

この両方を実行すれば、なんとか寒い冬を越すことができると思います!

がんばっていきましょう。


まずは体の中から温める方法ですが、それはなんといっても「筋肉」を動かすこと。

そして、体を温める作用のある「陽性食品」を中心に食べること(次回のブログで)です。


体温アップには、筋肉が大きな鍵になります!

筋肉が体温の約40%を作っているからです。


安静時(何もしないで横になっている状態)の熱産生は

骨格筋が約22%、肝臓が約20%、脳が約18%、心臓が約11%なので、

安静時はみな同じくらいなのですが、歩いたり、家事をしたり、運動をしたりして

筋肉を動かせば、圧倒的に骨格筋からの熱産生が増えます。


よく人体最大の臓器は肝臓だと言いますが、肝臓は体重の約60分の1しかありません。

つまり、体重60kgの人で、肝臓は1kg程。

それに対して、筋肉は男性でだいたい体重の45%あるので、体重70kgの男性

では31.5kg。女性の筋肉量はだいたい体重の36%なので、体重50kgの女

性では18kgが筋肉になります。


筋肉は臓器ではありませんが、人体最大の器官を言うことができます。

私たちは、これだけの量の「熱産生器官」を身につけいるのですから、

運動をして筋肉を使ってあげれば、自己発電で簡単に熱を作ることができるのです。

体についている筋肉のほとんど(約75%)が下半身についています。

大きい筋肉は、おしりの筋肉(大殿筋)や太ももの筋肉(大腿四頭筋)です。

ということは、下半身を中心に動かせば熱産生には、効率的だということです。

ちなみに、「熱産生」=「代謝アップ」=「エネルギー消費」と考えていいので、ダ

イエット効果ももちろんあります。


筋肉の多い方は暑がりですし、実際に熱いですよね。

そうゆう方は食べても太らないですし、ダイエットをすると痩せやすいですが、筋

肉が多いと、熱産生量が多い、また代謝が高いからなのです。


筋肉運動、とくに下半身の運動をすれば、体温アップとダイエット効果で一石二

鳥です。


具体的にどうすればよいか。

まずは、ウオーキングやジョギングなどの有酸素運動を基本に(できれば週に3

回以上)行なって、週に2、3回は、スクワットやもも上げなどの筋肉運動をやるこ

とをお勧めします。


とくに、この筋肉運動は「適度」ではなく「ちょっとつらいくらい」やることが大切です。

適度な運動では、今の筋肉維持にはなりますが、筋肉を増やすことにはならないからです。

この「ちょっとつらいくらい」の運動というのは、人それぞれ違うのですが、「負荷」

をかけながら「ちょっとつらいな」「筋肉痛になりそうだな」と思うところまでやるこ

とです。


負荷をかけると筋肉は発達してきます。

負荷をかけるには、

1)回数を増やす方法 

2)ダンベル(軽めでもよい)をもってやる方法

があります。

スクワットやもも上げ、つま先立ち運動、腹筋、背筋などを「ちょっとつらい」ところ

まで頑張る!

これを繰り返していくうちに、筋肉運動を始めたころと比べて、楽にできるように

なっていると思います。

回数を増やしていくのが大変になってきましたら、重さを増やしていくといいで

しょう。


また女性に冷え性の方が多いのも、女性は男性に比べて筋肉量が少ないからです。

筋肉が増えれば、体温が上がってきます。

冷え性改善にもなりますし、ダイエット効果もあります。

その他、高血圧や糖尿病、高脂血症の予防・改善、骨粗鬆症の予防・改善など

さまざまな病気の予防にもつながります。


「筋肉を動かさずして健康はあり得ない」という名言がありますが、その通りで

す!

この寒い冬をきっかけに「発電ボディ」を手に入れて健康になりましょう。

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